岸田首相「防衛力を全面的に見直す」 英FT紙インタビューで
岸田文雄首相は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、東アジアが取り巻く安全保障環境が「ますます厳しくなっている」とし、日本の防衛力を全面的に見直すと述べた。岸田政権は12月公表の国家安全保障戦略に見直しの結果をまとめる予定だという。
同紙によると、日本政府が新たな国家安全保障戦略を発表するのは10年ぶり。北朝鮮のミサイル発射、中国の活発な軍事活動、ロシアのウクライナ侵攻など、日本が「敵対的な政権に囲まれている」と同紙は指摘。
岸田首相はFT紙に対し「日本の防衛力が十分であるかを徹底的に検討する必要がある」「東アジアで起こりうるあらゆるシナリオに対応し、国民の命と生活を守る準備を万全にしたい」と述べた。
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