長寿の秘訣はリンゴのある部分を定期的に食べることです
りんごを日常的に食べると、がんで亡くなるリスクが減るなど、延命効果があることが知られています。では、なぜそんなに効果があるのでしょうか。リンゴの皮には豊富な栄養素が含まれており、思わぬ効果が期待できるという研究結果があります。
「イギリス栄養雑誌」(British Journal of Nutrition)に掲載された2016年の論文によると、70歳以上の女性1456人を対象に、毎日りんごを食べない人の生存曲線を調べたところ、10年後に4分の1近く、15年後に半数近くが死亡することが判明したそうです。しかし、1日平均半分のリンゴを食べた人の生存曲線は異なり、1日1個のリンゴを食べた人、1日100グラム以上のリンゴを食べた人は、さらに長生きだったのです。
研究結果から、リンゴを日常的に食べている人は、食物繊維などリンゴに含まれる栄養素の摂取量が多いだけでなく、砂糖や飽和脂肪の摂取量も少なく、つまり全体的に健康的な食生活を送っていることが研究で明らかになりました。
関連記事
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、美容と健康によいリンゴ。でも、色が変わってしまったリンゴや、古いリンゴジュースを飲んでいいのでしょうか?加熱すると、リンゴは栄養成分が無くなるのでしょうか。これらの疑問を含めて、リンゴを食べる時に注意すべき四つのポイントをご紹介します。
リンゴは切った方が食べやすくなりますが、切った後のリンゴは往々にして暫くしない内に黄褐色になってしまい、見栄えが悪くなります。
なぜ体温が低いと体に良くないのか。体が冷えることは、血液の温度が下がるのと同じ。血液の温度が下がると、血液の循環にも変化し、血液の流れが悪くなる。この記事では「体温を1度上げる」ユニークな方法を紹介する
1904年生まれで、生前は米国の最高齢者であったレッシー・ブラウンさんが2019年1月8日に亡くなりました。114歳でした。ブラウンさんが長生きした理由の一つは、よくサツマイモを食べていたことだそうです。
毎日いろいろな果物を食べることによって得られる健康効果は、その栄養成分によって異なると考えられています。雑誌『 […]