オーストラリア・ビクトリア州の動物保護団体がこのごろ、何年も野山をさまよっていた羊を保護しました。羊の写真です。 (Shutterstock)

深刻な状態の迷子羊、あるファームによって一命を取り止める

オーストラリアのビクトリア州に住む人々は、以前、ある一匹の健康上の問題を抱えた野生のを見たことがあります。その羊は、体に深刻な負担がかかるほどの重い毛を伸ばしてさまよっていました。地元の動物保護団体に知らせたところ、一週間ほどかけてこのかわいそうな羊を見つけ出し、26kgもの羊毛を刈ることができました。

救出された羊は現在、リハビリを受けて動物保護区に保護され、ビクトリアと名付けられました。

この羊は、約4年前に地元のヴィッキーさんという人が、他の7匹の羊と一緒に野山をさまよっているところを発見したのが始まりです。 しかし、そのうちビクトリアだけになってしまいました。

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ヴィッキーさんは、「彼の羊毛が長く厚くなるにつれ、このかわいそうな動物があとどれくらい生きられるのかわからなくなってきました」とエドガー・ミッション・ファーム・サンクチュアリが発表した声明の中で述べています。

エドガー・ミッション・ファーム・サンクチュアリはこの羊たちの状況を知ってから、彼らの救助隊で救出を引き受けてくれたのです。このNPOは、オーストラリアの夏の暑い時期(12月から2月)に救助活動を行いましたが、迷子の羊を見つけるのは簡単なことではありませんでした。

しかし、18人の救助隊はあきらめず、6月(冬)の霧と風の強い寒い山中で再挑戦することにしました。

このファームの創設者であるパム・アハーン氏は、「これは私たちがこれまで行った中で最も困難な救助活動でした」と述べ、「このかわいそうな羊を見つける最後のチャンスだと思ったので、私たちは全力を尽くしました」と声明を発表しました。

この救助には、 18人の救助隊員がチームに分かれ、荒れた地形の要所には偵察人を配置しました。

5時間後、一つのチームが、担架で羊を下山させることに成功しました。

救助隊は保護された農場に到着すると、まず地元のプロの毛刈り職人を呼んで、汚くて太い羊毛を刈り取る作業を行いました。 毛刈り職人たちは、尿や小枝、虫にまみれたビクトリアの体から、1時間かけて26kgの羊毛を刈り取りました。

ビクトリアは現在、400頭以上の保護動物たちを生涯世話する153エーカーの聖域農場で、安全で自由な生活を送っているそうです。

「私は、この放棄された動物の運命を変えたチームの活躍をとても誇りに思います。 これだけ重い羊毛を背負っていては、もうひと冬越せなかったでしょう」とアーンさんは語りました。

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