米司法省ロゴ (Samuel Corum/Getty Images)

米軍の元ヘリ操縦士に有罪判決 航空機情報を中国代理人に渡す

米連邦裁判所は7日、所属先の防衛関連企業から入手した機密情報を中国政府の代理人に提供し、その見返りに数千ドルを受け取っていたとして、米陸軍の元ヘリコプター操縦士のシャプール・モイニアン被告に懲役20カ月の判決を言い渡した。

モイニアン被告は1977年から2000年まで米陸軍に所属。その後は、機密情報などにアクセス可能な国防総省などの防衛請負業者に勤めた。被告は今年6月に罪を認めている。

裁判資料によると、被告は軍や米国情報機関が使用するさまざまな航空プロジェクトに従事していた2017年、接触してきた中国の技術系リクルーターを名乗る男に、米国で設計または製造された航空機に関連する情報をUSBメモリーに保存して渡した。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領は13日、米海軍に対し、航空母艦から戦闘機を発艦させる際、最新の電磁式カタパルトではなく、蒸気式カタパルトを再び使用するよう命じる国家安全保障覚書に署名した。
衛星1基を撃ち落とす「一対一」から、衛星網全体を無力化する「一対多」へ。レーザー、サイバー、電子戦が変える次世代の宇宙戦とは
米戦争省(ペンタゴン)は8月7日、未確認異常現象(UAP、いわゆるUFO)に関する第5弾の機密解除文書を正式に […]
米軍の「弾薬切れ」は本当か。イラン戦争で精密兵器消耗の懸念が浮上も、トランプ米大統領は備蓄十分と反論、情報漏洩者を追及する方針も表明した
米国防総省はロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマンと枠組み協定を締結。パトリオットPAC-3の生産を3倍、THAAD迎撃システムを4倍に拡大し、ミサイル防衛のサプライチェーン強化を図る