ゼロコロナはなぜ急転換 江沢民の評価をめぐる暗闘 法学者・袁紅氷氏に聞く
中国共産党(中共)はおよそ3年にわたって、感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を貫いてきた。市民の犠牲や経済状況の悪化を鑑み、「ウィズコロナ」政策へと転換したが、今度は感染拡大や社会全体の混乱を招いている。著名な法学者で民主政治活動家の袁紅氷氏は、コロナ政策転換の原因、および江沢民の死去と評価をめぐる党内闘争を語った。
袁紅氷氏は大紀元の取材に対し、近頃ゼロコロナ政策の転換に関して、中国共産党指導部の李強氏が習近平主席に宛てた親書の内容を入手したことを明らかにした。
李強氏は親書で、2023年にWHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスを一般的な感染症に格下げするとの見通しを伝えている。中国が国際社会から孤立し、笑いものにされるのを避けるためにも、必ずWHOの方針転換前にゼロコロナ政策をやめなければならない、と綴った。
関連記事
中国共産党政権は、医療システム内のすべての新型コロナウイルス感染症データを破棄するよう全国規模で命じているという。この問題に詳しい現地の情報筋が中国語版エポックタイムズに暴露した。
ロイター通信は2月28日、何者かが同通信記者の名前をかたり、複数の中国の民主活動家に接触していたと報じた。中国 […]
中国政府がゼロコロナ政策を緩和して2週間が経過した。感染者数が急増し、病院も火葬場も多忙を極めていると中国国内 […]
[北京/ワシントン 20日 ロイター] – 中国当局は20日、新型コロナウイルス感染で新たに5人の […]