生姜や、高麗人参などを入れた「はちみつ水」は、癒し効果を高めてくれます。 (Shutterstock)

加熱したハチミツには栄養がない?4つのはちみつ療法

はちみつは加熱すると栄養が失われると思われがちですが、伝統医学では加熱したものにも効果があると考えられています。

現代科学では、はちみつにはポリフェノールを含む多くの抗酸化成分が豊富に含まれており、天然の抗酸化剤であることが判明しています。抗炎症、抗菌、創傷治癒、抗ウィルス、乾癬、抗腫瘍、免疫強化など、幅広い治癒効果があります。

古来より、はちみつの治療・薬効はよく知られており、今日でも自然療法に用いられています。古代中国の医学書「本草綱目」(ほんぞうこうもく)には、はちみつには清熱、補中、解毒、潤燥、鎮痛の作用があると記されています。また、はちみつは肺、脾、大腸の経絡に入るため、これらの臓器に特に効果があるとされ、肺を潤して咳を鎮め、脾胃を整え、腸を緩める作用があるとされています。

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