中国は、この措置は国家安全保障のためだと主張しているが、経済アナリストは、米国が中国への主要人工知能AI技術の輸出規制を決定したこと、またオランダが米国に続いてチップ製造装置の輸出を規制したことへの報復だとみている。写真はイメージ画像(NICOLAS ASFOURI/AFP/Getty Images)

中国の半導体企業、数千社が倒産 米制裁響く

昨年、中国の半導体企業数千社が倒産し、前年比68%増で過去最大規模となった。中国のメディアが報じた。台湾民間シンクタンクの研究員は、米国政府の半導体をめぐる対中制裁と景気後退が要因と分析した。

中国メディア「チタニウムメディアアプリ」は、企業登記データベース「企查查」のデータを引用し、昨年会社登記を抹消した中国の半導体関連企業は5746社で、前年の3420社から68%増と報じ、その低迷ぶりが露呈した。

昨年1〜8月で3470社、9〜12月で2300社以上が倒産。平均して、毎日約15社が倒産しているペースだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中共は、海外信託への資産移転、運用益、清算益を課税対象とする新ルールを発表。税率は20%で、過去の未納分も90日以内の申告を求める。香港の保険商品にも課税が広がると指摘
中国の自動車市場で、合弁・外資系ブランドのシェアが2026年6月に24.5%まで低下した。中国系ブランドは上半期に71.8%を占め、日米独メーカーは販売が大幅に減少。EV転換の遅れや海外サプライヤー依存が背景にある
フォーチュン中国500強で国有企業の支配力が一段と拡大。不動産大手は順位急落・脱落が相次ぎ、中国経済の構造転換とAI偏重戦略の実態が浮かぶ
中国の土地収入が前年同期比3割超減と急減。印紙税は倍増するも穴埋めには程遠く、地方財政は深刻な資金不足に直面。中央集中も進み、インフラ停滞や統計不信が拡大している
2026年上半期、中国のGDPは4.7%増えた一方、小売売上高は1.3%増にとどまった。都市部の消費低迷、住宅ローンの純減、預金の資産運用への流出、約1億人に及ぶ債務問題から、中国経済の実態を読み解く