認知症は加工食品・飲料中の糖分と関連、専門家らが解説
現在、アルツハイマー病の正確な原因究明が進められているなか、一般的な甘味料が発症に関与している可能性を示唆する研究結果が増えてきている。
異性化糖(HFCS)は、加工食品や飲料によく使われる甘味料だ(日本ではよく「果糖ブドウ糖液糖」と表記される)。トウモロコシのデンプンから作られ、安価で保存性が高いため、一般的に砂糖の代わりを担っている。
昨年6月にPublic Library of Scienceに掲載された研究によると、幼少期から異性化糖を摂取したラットは、記憶、感情、神経系機能を司る脳領域に有害な変化を起こした。異性化糖を長期的に摂取すると、これらの脳領域の代謝が長期的に低下し、アルツハイマー病に典型的な変性と認知機能の低下をもたらすことが判明した。
関連記事
卵には、記憶に関わる神経伝達物質の材料となるコリンや、脳を支える栄養素が含まれます。認知機能低下やアルツハイマー病予防との関連を、研究と食事の視点から紹介します。
憎しみは、攻撃性や否定的判断に関わる脳の働きを強め、共感を弱める可能性があります。怒りが憎しみに変わる仕組みと、慈悲によって心を立て直す視点を紹介します。
認知症予防の鍵は、座る時間を減らすことだけではないようです。最新研究では、読書や学習など「脳を使う座り方」が認知症リスクの低下と関連することがわかりました。日常の過ごし方を少し変えるヒントを紹介します。
物忘れや疲れやすさは年齢のせいとは限りません。近年注目される「脳の隠れた炎症」は、認知機能の低下を静かに進める可能性があります。脳を守る食事や生活習慣、今日から始められる予防法をわかりやすく紹介します。
スマホの使いすぎは、目の疲れだけでなく注意力や記憶力の低下につながる可能性があります。中医学の3つの体質別食養生と、脳に余白を取り戻す生活習慣を紹介します。