2021年、米議会公聴会に出席した大手暗号資産取引所FTXの最高経営責任者サム・バンクマン・フリード氏(当時)(Photo by Alex Wong/Getty Images)

破産したFTX創業者 中国高官に52億円相当の賄賂送る=米検察

米検察は28日、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業者FTX創設者サム・バンクマン=フリード被告を中国高官への収賄罪で追起訴した。自身のヘッジファンド口座の凍結解除を図るため、高官に約4000万ドル(約52億円)の暗号通貨の贈賄をおくった疑いが持たれている。

起訴状によると、被告は海外腐敗行為防止法違反の共謀で起訴された。昨年11月に倒産したFTXをめぐっては、民主・共和両党への違法な選挙献金を含めすでに13件の訴因が上がっている。

新たな起訴状によると、今回の容疑はFTX傘下の香港のヘッジファンド、アラメダ・リサーチと関連する。米検察官によると、被告は弁護士やロビイストを通じて中国の2大仮想通貨取引所にある同社口座の凍結解除を試みた。しかし失敗したため、一人ないし複数人の中国高官を説得するため贈賄となる暗号通貨の送金を許可した。

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