3月30日、台湾の蔡明彦国家安全局長は30日、蔡英文総統(写真中央)が米国でマッカーシー米下院議長と会談する予定について、昨年8月に当時のペロシ下院議長が訪台した時ほど中国から大きな反発を招くとは見込んでおらず、これまでのところ中国軍の異常な動きもないと述べた。写真はニューヨークのホテルを出発する同総統。29日撮影(2023年 ロイター/Jeenah Moon)

台湾、中国から昨年ほど強い反発見込まず 総統の訪米で

[台北 30日 ロイター] – 台湾の蔡明彦国家安全局長は30日、蔡英文総統が米国でマッカーシー米下院議長と会談する予定について、昨年8月に当時のペロシ下院議長が訪台した時ほど中国から大きな反発を招くとは見込んでおらず、これまでのところ中国軍の異常な動きもないと述べた。

蔡総統は29日、中米訪問の経由地である米ニューヨークに到着した。帰路にはロサンゼルスに立ち寄り、マッカーシー議長と会談する予定。中国は会談を行えば報復すると表明している。

蔡局長は「中国共産党の行動は、ペロシ氏の昨年8月の訪問時ほど大規模なものにはならないと考えている」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の鄭麗文 国民党主席が中共党首 習近平と会談し、国際社会の高い注目を集めた。米国務省は中共政府に対して軍事・外交・経済面における台湾への圧力を停止するよう促した
捕まっても捕まってもやめなかった抗議活動。香港反共闘士 古思堯(こ・しよう)氏が死去。80歳
軽い発信が越えた一線。中国のインフルエンサーが台湾での発言を理由に永久入国禁止に。動画公開後に炎上し、当局が厳しい対応に踏み切った
台湾国民党の鄭麗文主席と習近平の会談が波紋を広げている。会談では公開部分に中共色の強い表現が並び、その後の非公開協議の内容も明らかにされなかった。専門家は、中共が対話ムードを演出しながら、台米関係の揺さぶりを図っているとみて警戒を呼びかけている
中国は4月9日、黄海北部で1日の実弾演習を実施。台湾最大野党主席の訪中と重なり、軍事的圧力と政治対話が同時進行するかたちとなった