3月30日、台湾の蔡明彦国家安全局長は30日、蔡英文総統(写真中央)が米国でマッカーシー米下院議長と会談する予定について、昨年8月に当時のペロシ下院議長が訪台した時ほど中国から大きな反発を招くとは見込んでおらず、これまでのところ中国軍の異常な動きもないと述べた。写真はニューヨークのホテルを出発する同総統。29日撮影(2023年 ロイター/Jeenah Moon)

台湾、中国から昨年ほど強い反発見込まず 総統の訪米で

[台北 30日 ロイター] – 台湾の蔡明彦国家安全局長は30日、蔡英文総統が米国でマッカーシー米下院議長と会談する予定について、昨年8月に当時のペロシ下院議長が訪台した時ほど中国から大きな反発を招くとは見込んでおらず、これまでのところ中国軍の異常な動きもないと述べた。

蔡総統は29日、中米訪問の経由地である米ニューヨークに到着した。帰路にはロサンゼルスに立ち寄り、マッカーシー議長と会談する予定。中国は会談を行えば報復すると表明している。

蔡局長は「中国共産党の行動は、ペロシ氏の昨年8月の訪問時ほど大規模なものにはならないと考えている」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾政府は2027年度予算案で、国防関連支出を前年比18.2%増の1兆1,225億台湾元へ拡大する方針を決定した。GDP比は3%を超え、過去最大規模となる。国民への一律現金給付や社会福祉、公共建設も増額する
台湾軍の国防用ドローン調達を巡り、落札業者が中国製の部品などを使用した疑いが浮上した。高雄の橋頭地検は国家安全法違反などの疑いで捜査し、業者責任者の勾留が決まった
台湾政府は2027年度予算案で、防衛関連費を初めて1兆1225億台湾ドルに拡大する方針を示した。GDP比3%超の水準で防衛力を強化し、国民1人当たり1万台湾ドルの給付も行う
台湾の漢光42号軍事演習は、分散型指揮、予備役動員、通信障害、重要施設防護、海上封鎖対策までを検証。軍・政府・企業・民間が連携し、中国の侵攻やグレーゾーン圧力に備える総合防衛体制を試した
台湾の裁判所は8月11日、中国共産党(中共)政権の指示を受けて台湾の選挙に介入した罪などで、中国出身の活動家に懲役7年を言い渡した。