2021年5月18日、フランスの野菜農のトマト (Photo by FRED TANNEAU / AFP) (Photo by FRED TANNEAU/AFP via Getty Images)

「たすけて!」植物はストレスを受けたら「悲鳴」をあげる=研究

ストレスを受けた植物は、人間の耳では聞き取れない「音」を発していることがイスラエル・テルアビブ大学の研究により明らかになった。研究は3月30日付で科学雑誌『Cell』に掲載された。

研究チームは、トマトとタバコ(ナス科の植物)をそれぞれ「水を与えない」、「茎を切る」、「ストレスを与えない」といった条件下に置き、防音音響室と温室内で超音波マイク録音を行った。その結果、ストレスに晒されたトマトとタバコは、人間の耳には聞こえない40~80kHzの周波数でポップ音やクリック音を発していることがわかった。

また、ストレスを強く受けている植物ほど音を発する回数が多いことも判明した。例えば、ストレスを受けていないトマトが発する音は1時間に1回以下なのに対し、茎を切ったり脱水状態にあるトマトは1時間あたり約35回の音を発していたという。

▶ 続きを読む
関連記事
イライラ、不安、疲れや不眠……その不調、食事で整えられるかもしれません。栄養士が感情別に「食べるもの」と「行動」を組み合わせ、心を立て直す実践的なヒントを分かりやすく紹介します。
1日の水分摂取が少ない人は、プレッシャー時にストレスホルモンが最大50%上昇。脱水は気づかないうちに心身の負担を増やしている可能性があります。
同じ「過食」でも理由によってGLP-1薬の効き方は大きく変わる――外部刺激型は効果大、感情型は伸び悩む最新研究の驚きの結果とは。減量成功に欠かせない心理面のサポートや依存との関係まで深掘りします。
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
ストレスは皮膚、胃腸、代謝、自律神経に影響し、脱毛や不調を引き起こします。栄養、睡眠、腸環境、生活リズムを整えることで身体の回復力が戻ります。