リトアニアはバルト地域に位置する国で、人口は300万人に満たない。2021年には、多くの中東欧諸国の中でいち早く、中国共産党が提唱する「17+1」協力メカニズムから脱退した。リトアニアの議会。2020年11月24日に撮影(Photo by PETRAS MALUKAS/AFP via Getty Images)

中国共産党に屈しなかったリトアニア 「他国に模範を示した」=リトアニア国会議員

リトアニアは台湾問題で中国共産党(中共)を拒否して未曽有の弾圧を受けている。しかし数日前、リトアニアの国会議員は同国が「圧力に耐えただけでなく勝利して、他国に模範を示した」と述べた。

 

専門家らは、中共と距離を置くことが自由民主国のコンセンサスであると考えている。

リトアニアはバルト地域に位置する国で、人口は300万人に満たない。2021年には、多くの中東欧諸国の中でいち早く、中国共産党が提唱する「17+1」協力メカニズムから脱退した。同年11月、首都ヴィリニュスに「台湾」代表処の設置を許可したことは、中共側に経済報復と外交関係の格下げを含む全面的な弾圧を招いた。

 

リトアニアの国会議員マタス・マルデイキス氏が最近、ヴィリニュスでボイス・オブ・アメリカ(VOA)に述べたところによれば、北京はリトアニアへの弾圧初期において、大規模かつ迅速な制裁によってその力を誇示しようとし、この大攻勢でリトアニア政府を解体するか、譲歩させようとしたという。

しかし、その結果は予想外だった。マタス氏は、「リトアニアの経済は成長しており、中共が制裁を加えた後、輸出は1年半の間に45%増加し、中共はもしリトアニアが従わなければ、次に何が起きるかという悪い見本のようにとらえようとしたが、正反対だ」 と述べている。

▶ 続きを読む
関連記事
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
英国がロシアへの新たな制裁を発表。対象には「影の船団」や、軍事援助を提供する中国企業、制裁逃れを支える金融ネットワークが含まれる
欧州連合(EU)の立法府議員らが、権威主義的政権が海外の標的を沈黙させようとする「越境弾圧」への対抗措置強化を訴えた。最新の報告書は、中共政権、ロシアなどを主要な実行国として名指しした一方、数十もの政府が海外の反体制派を追っていると指摘している
英国で、国家安全保障法施行後、中共関連のスパイ活動で初の有罪判決。中共当局のために香港民主活動家らを監視したとして、男2人に禁錮刑が言い渡された
新たなグローバル秩序を目指すモスクワの押し進めにもかかわらず、米国の経済的、軍事的、外交的パワーは、台頭するライバル諸国のそれを依然として大きく上回っている