台湾侵攻を画策する習近平の足を引っ張るのは誰か

中共ロケット軍の複数の高官が解任されたことを受けて、中国共産党(中共)の軍事新聞は習近平氏への「絶対の忠誠」と「戦争の準備」を求める発言を続けている。

豪州在住の学者である袁紅冰氏は、習近平氏が台湾海峡での軍事行動を検討しているものの、軍官たちが公然と従いつつも秘密裏に反発していると指摘している。

習近平氏は、軍内での彼に対する忠誠を確保するための内部粛清を進めているが、その目的の達成は難しいと述べた。

 

袁紅冰氏によれば、習近平氏は台湾問題の平和的な解決をすでに放棄し、軍事手段での解決を模索している。これは、台湾や国際社会が中国共産党の「一国二制度」を受け入れる可能性が低いとの認識からである。

 

また、習近平氏は、香港が平和的手段で返還された後も反中共勢力や香港独立派の勢力が残ったことから、その経験を台湾に生かし、軍事的手段で台湾独立派を排除する必要があると考えている。

 

しかし、袁紅冰氏は、習近平氏が軍の絶対的な忠誠を求めても、軍官たちにとって習近平氏に絶対的な忠誠を誓う理由が見当たらないと指摘している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党は現在、太平洋、インド洋、北極海において大規模な海底測量および監視活動を展開している。詳細な海洋環境のデータを構築しており、行動範囲は従来の中国近海から、世界の戦略的要衝へと拡大している。
北京市が無人機管理規定を可決し、飛行・販売・保管まで厳格に統制する体制を導入する。背景には海外でのドローン攻撃拡大があり、高官暗殺などへの利用を警戒。民生利用への影響や市場の大企業集中も懸念される。
中共軍の上層部の機構には軍事的原則に反する「素人が専門家を指導する」現象が出現している。内部情報によれば、粛清は既に数百人の中堅・上級将校に及び、部隊の専門的戦闘力を深刻に損なっている
米国家情報長官室は18日、世界の脅威について2026年の年次報告書を公表した。34ページに及ぶ報告書は、CIAやNSAなど米国の情報機関が取りまとめ、中国共産党による台湾侵攻が米国および世界にもたらす潜在的脅威を明確に示している。
習近平政権による中国軍高層部の異例な大粛清を詳報