台湾副総統「権威主義の脅威に屈しない」、中国と対話の用意も
[台北 14日 ロイター] – 台湾の頼清徳副総統は13日、南米パラグアイに向かう経由地として立ち寄った米ニューヨークで、台湾は権威主義の脅威に屈しないと表明した。中国と対話する用意があるとも述べた。
頼氏は来年1月の台湾総統選の有力候補。パラグアイからの帰路にはサンフランシスコにも立ち寄る予定で、中国は強く反発している。
台湾総統府の発表によると、頼氏はニューヨークで開かれた支持者との昼食会で「台湾が安全なら世界も安全であり、台湾海峡が平和なら世界も平和だ」と述べた。
関連記事
台湾人の中国渡航リスクが増大。台湾の大陸委員会によると、2024年以降、失踪や留置、拘束の疑いがあるケースは426人に。上海では「政治に関係」と6時間尋問され、携帯やLINE、WhatsAppまで確認された事例も。
中国企業が高額な給与やペーパーカンパニーを使い、台湾の半導体技術者や先端技術を狙っている。台湾では2021年以降、中国企業17社が違法な人材引き抜きの疑いで捜査対象となった
中国側への軍事機密提供に関与した台湾軍の退役少佐と息子らに、台湾高等法院が差し戻し控訴審で実刑判決。次男には懲役16年、退役少佐には11年6か月を言い渡した
台湾の検察は、NVIDIA製B300搭載AIサーバー74台を中国へ不正輸出したとして関係者8人を起訴した。虚偽書類で出荷承認を得て、約33億円の不正利益を得た疑いがある
台湾の裁判所は、中国共産党(中共)のためにスパイ活動を行ったとして、元軍曹2人に少なくとも7年の懲役刑を言い渡した。民間人の共犯者にも実刑判決を下した。