日本の「経営の神様」松下幸之助の生涯を見る(3)
松下幸之助の経営哲学「ダム経営」は妻の家計のやりくりから生まれた
※この記事は2021年9月13日の記事の再掲載です
さて、いよいよ幸之助の時代がやってきましたが、それはひとまず置いておいて、高等教育を一切受けていない彼のダム経営の知識はどこから来たのか、という話をしましょう。多くの人は天才だと言っていますが、実はこれらの知恵は主婦の日々の家事から来ているのです。
彼が賢かったところは、どんな逆境の時でも人生の貴重な財産として捉え、前向きに教訓として学び、失敗を無駄にしないようにしたことでしょう。彼の知恵の源は、日々の生活の中の小さなことでした。多くの人は、強い志や願望、生活上での人を愛する気持ちが欠けているため、同じ人生であっても刺激を受けることが少ないのかもしれません。
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