中国9月の製造業PMIが減少、サービス業PMIは今年最低値
中国の財新網が10月1日に発表した9月の中国製造業の購買担当者指数(PMI)は50.6となり、8月より0.4ポイント低下した。同時に、サービス業のPMIは50.2に減少し、これは今年最低の数字だ。これに対して、中国国家統計局が9月30日に発表したデータによれば、9月の製造業PMIは50.2%で、8月より0.5ポイント増加し、約半年ぶりに拡大に転じた。
財新網のデータによれば、製造業とサービス業はどちらも一時的に拡大期を経験したが、9月にはこれら2つのセクターのパフォーマンスはいずれも低下している。製造業のコストが増加し、原材料の価格が上昇し、これが生産経営にプレッシャーをかけている。これは、需要の弱さと業界の未来に対する信頼の不足を反映している。サービス業の減少は更に顕著で、需給の拡大速度も明らかに減速している。
一方、中国国家統計局のデータは異なる経済像を描き出し、大企業のPMIは0.8ポイント増加し、中小企業のPMIも0.3ポイント上昇している。このデータによれば、いくつかの困難に直面しているにもかかわらず、経済は依然として回復と発展の途中にある。
関連記事
中共は、海外信託への資産移転、運用益、清算益を課税対象とする新ルールを発表。税率は20%で、過去の未納分も90日以内の申告を求める。香港の保険商品にも課税が広がると指摘
中国の自動車市場で、合弁・外資系ブランドのシェアが2026年6月に24.5%まで低下した。中国系ブランドは上半期に71.8%を占め、日米独メーカーは販売が大幅に減少。EV転換の遅れや海外サプライヤー依存が背景にある
フォーチュン中国500強で国有企業の支配力が一段と拡大。不動産大手は順位急落・脱落が相次ぎ、中国経済の構造転換とAI偏重戦略の実態が浮かぶ
中国の土地収入が前年同期比3割超減と急減。印紙税は倍増するも穴埋めには程遠く、地方財政は深刻な資金不足に直面。中央集中も進み、インフラ停滞や統計不信が拡大している
2026年上半期、中国のGDPは4.7%増えた一方、小売売上高は1.3%増にとどまった。都市部の消費低迷、住宅ローンの純減、預金の資産運用への流出、約1億人に及ぶ債務問題から、中国経済の実態を読み解く