欧州連合(EU)欧州委員会は24日、中国の医療機器の公共調達に関する調査を開始した

豪大手港湾運営会社、サイバー攻撃で操業停止 数日中に復旧か

Renju Jose

[シドニー 13日 ロイター] – オーストラリアの大手港湾運営会社がサイバー攻撃を受け大規模な操業停止を余儀なくされた問題について、豪政府は13日、復旧に向け「順調に進展」しており、数日以内に解消される可能性があると説明した。

DPワールド・オーストラリアは、サイバー攻撃の影響により、10日からメルボルン、シドニー、ブリスベン、西オーストラリア・フリーマントルのコンテナターミナルの操業が停止しているとしている。

豪政府のサイバーセキュリティーコーディネーターであるダレン・ゴールディ氏はABCラジオで「同社は数週間ではなく数日で解決すると報告している。今朝確認したところ復旧作業は順調に進んでいるようだ」と語った。攻撃がどの組織の犯行なのかは把握していないという。

豪では昨年末からサイバー攻撃が増加しており、政府は2月に規則を改正しハッキングへの対応を調整する機関を設立したばかりだった。

関連記事
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
オーストラリア政府が2030年までに再生可能エネルギーを82%まで増やす目標を達成するため、過去最大規模の再生可能エネルギー入札が発表された。全国電力供給網(NEM)向けに6ギガワット(GW)の新規再生可能エネルギー・プロジェクトが展開され、各州で多くの再生可能エネルギープロジェクトが進む予定だ。 西オーストラリア州では、500メガワットの再生可能エネルギー貯蔵発電の入札が始まり、国家エネルギー市場で注目を集めている。
オーストラリア、ニュージーランド、国際連合を含む国際同盟国は、4月にソロモン諸島が実施する国政選挙を支援するため、安全保障、ロジスティクスその他の支援を提供している。 防衛と警察要員に加え、太平洋の近隣諸国もソロモン諸島に財政援助を提供している。
17日にソロモン諸島で総選挙が行われる。今回の選挙では、好戦的で親中派の現職ソガバレ首相が続投するかどうかが注目される。しかし、国民には中国共産党傾斜と政治腐敗への鬱憤が募っている。
オーストラリアの警察当局は16日、最大都市シドニー郊外の教会で司教らが刃物で刺された前日の事件について、宗教的な過激思想が背景にあるとみられるテロ行為だったとの見解を示した。