横須賀、日本 - 11月6日: 海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」(DDH-181)は11月6日に相模湾で行われた海上自衛隊創設70周年を記念する国際観艦式に参加した。 2022年横須賀沖。 海上自衛隊は本日創立70周年を迎えます。 (写真提供:加藤一成 - プール/ゲッティイメージズ)

APEC直前 日本、反中共姿勢強める

日本の岸田文雄首相は、APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議を控え、中国共産党(中共)に対する一連の大きな動きを見せた。米国など同盟国とともに、軍事力をもって国家安全と世界平和を維持するというコンセプトを示した。日中関係は過去に戻ることはもはや難しい。

秋葉剛男国家安全保障局長は11月9日、北京を訪問した。中国の王毅外相と会談し、APEC期間中の日中首脳会談の開催などについて意見交換したほか、中共による日本産水産物の輸入停止措置や、尖閣諸島問題について日本の立場を中国側に表明した。王毅外相は日本が早急に具体的な行動で、両国関係改善の意思を示してほしいと述べた。双方は、日中首脳会談の開催について、引き続き調整をすることで合意した。

日本の世論をまとめると、現在、日中間で早急に解決すべき課題は、核処理水の海洋放出と尖閣諸島問題の2つだと考えている。 首脳会談が実現すれば、岸田首相は中国側に日本産水産物の輸入禁止措置を解除するよう求めるだろう。中国海警船が尖閣諸島付近で航行することに改めて岸田氏が懸念を表明し、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調する可能性も高いと考えられる。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党は歴史的背景を盾に、国連などの国際機関で、沖縄の人々を「先住民族」と定義するよう工作を強めている。
韓国大統領の訪中。北京は韓国を日米韓の枠組みから引き離そうと楔を打ち込むが、北朝鮮問題での無策や技術盗用の懸念が壁となる。経済協力の裏に潜む情報流出のリスクと、揺れる東アジア情勢を分析
8日、ロシア海軍の艦艇1隻が長崎県対馬近海を航行し、東シナ海へ向けて通過した
沖縄を巡って、目に見えない形の攻防が続いている。争われているのは基地や政策ではない。「沖縄は日本の一部である」という前提そのものだ。中共は歴史、国際法、人権、メディア、軍事行動を結び付けた認知戦を水面下で進めている。
2026年度予算案で防衛費は過去最大の約9兆円超。スタンド・オフ能力や無人機、次期戦闘機開発を促進し、組織改編や処遇改善も盛り込まれた。