米病院、450人がHIVやB型肝炎感染の可能性 「最善ではない方法」で投薬…患者は集団提訴
米マサチューセッツ州の病院で約450人がHIVやB型肝炎、C型肝炎に感染した可能性がある問題で、患者側は病院と職員を相手取り集団訴訟を起こした。
同州セーラム病院は今月初旬、過去2年間に大腸内視鏡や腹腔鏡、気管支内視鏡を含む内視鏡検査を受けた患者が、これらの病原体に暴露された可能性があると公表。詳細は明らかにしていないが、静脈内薬剤の投与が「最善ではない方法」で行われた結果だとしている。
同州高等裁判所に17日までに提出された記録によると、感染の可能性がある患者らはセーラム病院および10人の職員に対して、集団訴訟を提起した。「病院の不注意によって、人生が変わってしまうかもしれない状況に陥った」と患者代表は弁護士を通じて声明で述べた。
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