オーストラリア検事総長が、オーストラリア人男性に対する外患誘致罪を認めた。 (John MacdouGall/AFP/Getty Images)

中共スパイに情報提供した容疑 豪州男性が外国干渉罪で起訴

豪州人男性のアレクサンダー・セルゴは、中国で赴任していた際、中国共産党(中共)のスパイに情報を提供した罪で起訴された。

豪州検事総長は、セルゴ被告に対する外国干渉罪の適用を承認し、11月29日に裁判が開かれた。

同被告はボンダイ・ビーチにある母親の自宅で豪州連邦警察に逮捕され、以来拘留されている。

▶ 続きを読む
関連記事
Xが導入した位置情報表示機能によって、「海外在住」を偽装していアカウントが、VPNなしで中国本土から直接ログインしていることが明らかになった。専門家は、この動きが中共政府のプロパガンダ活動や世論誘導戦略に関連する可能性が高いと警告している
AI開発企業の米アンソロピックが13日、中国共産党政権支援の攻撃者がAI「Claude」を悪用し、30件超の企業・政府機関へ自動サイバー攻撃を実行したと報告。攻撃をAIが自律実行した初ケースと主張
元CIA工作員が、中国とロシアが美女スパイによるハニートラップで米国の機密を狙い、心理戦を仕掛けていると証言。技術者や地方政治家も標的となり、長期間にわたり関係を構築する手口が明らかに。
韓国国会で中国製ロボット掃除機の個人情報収集方法が問題視され、安全性やプライバシー保護への懸念が広がっている。日本でも国会や官庁で同様のリスクが指摘され、調達基準の見直しが課題となっている。
太子集団は、表向きは多国籍企業だが、裏では中国共産党の海外工作を担う代理人として暗躍。元諜報員の証言で、同集団が越境弾圧の資金・人員を支えていた実態が浮上している。