(大紀元)

中国気球は航空安全脅かす、台湾「心理戦」と非難

[台北 6日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は6日、重要な総統選挙・立法委員(国会議員)選挙を13日に控える中、中国が台湾周辺や上空に気球を飛行させて航空安全を脅かしているほか、台湾市民に心理戦を仕掛けていると非難した。

台湾国防部は先月から複数回にわたり、台湾海峡で中国の気球を確認したと発表。今週には台湾本島の主要な空軍基地付近の上空に飛来したと報告した。

6日の声明で国防部は、気球の飛行経路を踏まえると国際航空の安全に対する「深刻な脅威」だと指摘。「中国が中国・台湾間の便や国際便の乗客の安全を軽視していることを非難する」とした。

気球は中国による台湾に対する「グレーゾーン」戦術の一環で、心理戦を仕掛けて台湾市民の士気に影響を与えようとしていると分析した。

国防部はこれまでに気球が主に気象観測用との認識を示していた。今回の声明はグレーゾーン戦術の一環という見解に言及し、以前よりも強い内容となる。

国防部は別の声明で、過去24時間に中国の気球2機を探知したことも発表した。1機は台湾本島北端の上空を短時間飛行したという。

中国側のコメントは得られていない。

関連記事
5月14日、メリーランド州、ネブラスカ州、西バージニア州で民主党と共和党の初選が行われた。前大統領ドナルド・トランプ氏と現職大統領ジョー・バイデン氏は選挙戦でいくつかの警告信号に直面したが、全体的な状況は安定していた。5月14日予備選挙のハイライト
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。
こうして、丘を越え、丘を越え、明るい空の方向に進み、疲れと空腹でへとへとになっていた。 地図が打ち上げられようとしている海辺に着いたとき、崖であることに気づいて唖然とした! 崖の下はマカオへの海路だったのだ。ドキドキする心臓を抑えながら、崖の端に偶然、竹の棒を見つけた。 歓迎の潮風が劉さんたちを幸せな気分にさせる。 もちろん、これは冒険の始まりだ。
垂秀夫前駐中国大使は9日、長年に渡って日台間の友好関係を推進してきた実績から、台湾の蔡英文総統より勲章を授与された。垂氏は自身と台湾との深い縁に言及し、今後も日台関係の強化に尽力していく考えを示した。
中華民国の新政権就任式に向け、台湾日本関係協会の陳志任副秘書長は7日、外交部の定例記者会見で、20日に行われる頼清徳次期総統の就任式に、現時点では各党・会派から37名の日本国会議員が37人が出席する予定だと発表した。過去最多の人数について「日本側は新政権をとても重視している」と歓迎の意を示した。