1月20日の朝、離陸準備をしていたデルタ航空のボーイング757の前輪が外れた (Photo by Joe Raedle/Getty Images)

デルタ航空「ボーイング757」の前輪外れる 737 MAX 9のドア落下事故に次いで

米連邦航空局(FAA)は24日、アトランタ国際空港で20日に離陸準備をしていたデルタ航空ボーイング757の前輪が「突然外れ、坂を転がり落ちた」と明らかにした。

乗客約170人にけがはなく、現在調査中だ。

ウェブサイトLiveATC.netに公開された録音によると、滑走路で待機していた別の航空機の操縦士がボーイング機の前輪の脱落に気付き、管制塔に連絡した。ボーイング機の操縦士は、その航空機の乗務員から警告を受けた後、管制塔に状況を報告した。

その後、乗客は他の飛行機に振り替えられた。ボーイング機は修理され、翌日に運航再開したという。

デルタ航空によると、ボーイング機は1992年に製造され、約32年経過していた。同社は昨年9月、757-200型機の平均機齢は26.1年、757-300型機の平均機齢は20.6年だと発表した。

民間航空機の経済的耐用年数は通常20〜25年だが、ある基準や条件を満たせば、継続して飛行することが可能だ。航空安全の専門家は、古い航空機の構造的ストレスは飛行強度の観点から監視する必要があると指摘した。

5日には、アラスカ航空が運航するボーイング737 MAX 9型機が離陸直後に非常ドアが落下して、緊急着陸した。FAAはその後「安全点検のため、米国の航空会社が所有する、または米国国内に駐機している同型機を一時的に運航停止とする」と指示した。

事故を受け、ユナイテッド航空のスコット・カービー最高経営責任者(CEO)は23日、ボーイング737 MAX 10ジェット機を含まないフリートの確立を検討していることを明らかにした。

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