中国主要都市、住宅購入規制を相次ぎ緩和 販売後押しへ
中国東部の江蘇省蘇州市と上海市は住宅購入規制を緩和した。広東省の広州市も先週、大型住宅の購入制限を撤廃している。信頼感の悪化で住宅市場の回復が遅れる中、多くの都市が販売を後押しするため購入規制の緩和に動いている。
国営メディアのThe Paperが30日報じたところによると、蘇州市は新築と中古住宅双方の購入制限を緩和した。
上海市も30日、住宅購入制限の一部を緩和した。これに伴い一部地域で上海以外の単身世帯が住宅を購入できるようになった。
大手不動産調査会社のチャイナ・インデックス・アカデミーによると、一部地域を対象に住宅購入を制限している都市は北京市や杭州市など8都市と海南省のみ。主要な2級都市は今後、住宅購入制限を全面的に撤廃すると同社は予想している。
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