神韻はスペインのサンロレンゾ公演で観客に感動を届けた(張清颻/大紀元)

神韻、スペインで満席 州議会議員「世界中に届くメッセージに感謝」

舞踊を通じて中国伝統文化を世界中に届ける神韻芸術団は今年、8度目のスペイン巡演を行った。マドリードやセビリアなど文化遺産が残る芸術の都でも神韻は満場の観客に迎えられ、感動の舞台を届けている。リオハ州ログローニョ市での公演に際し、地元議員からは祝辞が送られた。

リオハ州議会のアンヘル・アルダ・ペレス議員は「神韻芸術団のリオハ州への再度の訪れに歓迎の意を表す」、「州都ログローニョにとって、このような全国規模および国際規模の公演を迎えられることは、誇りであり光栄なこと」と述べた。

神韻は2006年の創設以来、中国共産党の支配下で消滅の危機に瀕した中国の神伝文化の復興を掲げている。

「共産主義との戦いは、あらゆる面で行わなければならない。これは文化領域のなかで大切な要素の一つ」、「メッセージを世界中に伝えていることに感謝する。公演の大成功をお祈りする」と、ペレス議員はしたためた。

神韻は2014年以来、スペインを8回訪れている。国民の熱い歓迎を受け、ツアーは年々規模を拡大。今年は首都マドリードのエル・エスコリアル市にあるサン・ロレンソ劇場で幕を開け、チケットは追加公演を含め全公演がほぼ完売、会場周辺のホテルも満席となった。

プロモータ代表は特にマドリード公演は「意義深い」と強調する。実は2014年の同地区公演は中国共産党の妨害により実現せず、観客は鑑賞機会を失ってしまった。

「ログローニョ市民の反応は本当に素晴らしく、大きな期待が寄せられている。近隣地域からも多くの観客が訪れる」と代表は述べた。

エル・エスコリアル市での公演について、「初日の3公演では、カーテンコールが3回行われ、観客は立ち上がって拍手喝采を送った。来年の再来を心待ちにしている観客もたくさんいた」と振り返った。

メディア企業家のゴンサロ・デ・ラ・シエルバ氏は、神韻の「独創性」を「素晴らしい」と称賛。映画界で数十年のキャリアを持つ同氏は、映画の視点から見ても「神韻から多くの新しい発見があった」と語った。

神韻は2014年に初めてスペインを訪れて以来、今年で8回目となる。特に今年は、エル・エスコリアル、ログローニョ、セビリア、ビルバオという、スペインで最も重要な4都市で13公演を行い、約2万人の観客をカバーした。南部から北部まで、スペイン中の観客が神韻の素晴らしさを目にする機会がもたらされた。主催者は、この10年間を振り返り「神韻のスペインツアーは大成功を収めた」と述べた。

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。

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