2023年3月5日、北京の屋外スクリーンでは、中国共産党総理李克強氏が人民大会堂で行われた全国人民代表大会(NPC)開会式の業務報告のライブ映像が流れていた。(Jade Gao/AFP via Getty Images)
李国強の政策が無視された結果

【独占】首相との不和により、習近平が経済会議から離脱

 

昨年12月11日から12日にかけて北京で開催された中央経済工作会議において、中国共産党の党首、習近平は初日に演説を行い、翌日には高官と共に会議を離れ、ベトナムへ向かった。 

ブルームバーグの報道によれば、習近平のベトナム訪問は当初12月14日から16日に予定されていたが、特に明確な理由もなく12日に前倒しで実施された。 

▶ 続きを読む
関連記事
北朝鮮では、金正恩の娘・金主愛氏が次期指導者として浮上し、「4代世襲」への動きが強まっている。一方、中国では習近平の後を継ぐ人物がいまだ見えていない。対照的な中朝の権力継承、その背景にある違いとは
中共人民銀行が8月に20トン超の金を購入し、22か月連続で金準備を拡大した。香港では金保管能力を2千トン超へ拡大する計画も進む。背景に脱ドルや経済制裁への備えがあるとの分析が出ている
ネパール大洪水の被害を拡大させたのは気候変動ではなく、それを恐れるあまり地質学的に脆い渓谷へダムや作業員を過密に投入した性急な再エネ開発だった。気候対策の暴走が生んだ人災の側面を鋭く告発する論評
中共軍で幹部の調査や処分が相次いでいる。第14期全人代では軍・武警部隊の代表46人が罷免され、軍隊選挙委員会も発足時の11人中9人が調査や処分の対象となった
中共江蘇省当局は民間組織12団体を取り締まり、このうち7団体が緊急救援組織だった。関係者は、民間救援隊が被災地の実態を外部に伝えることを中共当局が警戒していると指摘する