米国失業者数 約2年ぶりの高水準
米労働省が7月3日に発表したデータによると、米国の失業者数は9週連続で増加している。労働市場が弱まっていることを示している。
6月16~22日の1週間に、失業手当を受給しているアメリカ人(継続申請者)の総数は186万人に増加した。これは2021年11月以来の最高水準だ。
労働省のデータによると、解雇の指標として広く見られる新規失業保険申請件数は、23万4千件から23万8千件に増加した。これは歴史的基準からすると比較的低い数字だが、今年はほとんど22万件未満にとどまっていた新規失業申請件数が最近になって着実に増加している。
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