上海の黄埔区で道路を渡る人々(Hector Retamal /AFP via Getty Images)

各金融機関 中国の2024年成長見通しを下方修正

中国が過去5四半期で最も低い経済成長を記録したことを受けて、世界の金融機関は中国の成長見通しを引き下げ、中国共産党の重要会議である第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)に影を落とした。

中国国家統計局が7月15日に発表したデータによると、中国の経済は第2四半期に前年比4.7%成長し、第1四半期5.3%の成長から減速した。

この数字は2023年7月以来で最も低い経済成長を示している。7月15日に北京で開催された4日間の3中全会に出席する高官たちに市場の信頼を高めるための対策を求める圧力を強めている。

▶ 続きを読む
関連記事
中共は9月1日、32年間続いた外国人への配当所得の免税措置を廃止した。外資系企業から受け取る配当には20%の個人所得税が課される。経過措置はなく、発表当日に施行
中国の自動車各社で2026年上半期の減益・赤字が相次いだ。BYDは純利益が前年同期比20.5%減。値下げ競争と需要鈍化で収益が悪化し、主要5社の損失は計約2810億円に上った
中国の航空大手6社が上半期に計123億4000万元の純損失を計上した。燃料価格の高騰に加え、旅客需要や航空券価格も低迷。夏の繁忙期には2022年以来初の旅客数減少が予測されている
中国経済の減速が深刻化している。不動産市場の急落や消費低迷、デフレ圧力が強まるなか、債務残高は対GDP比で300%を突破。従来の投資主導策が限界を迎えるなか、当局が活路を託す先端技術・AI戦略の行方を追う
中国を製造大国へと導いた元首相・朱鎔基の足跡を辿る論評。WTO加盟や税制改革など現代の繁栄を築いた剛腕の功績と痛みを振り返り、現体制下で進む改革の形骸化を通じて全体主義の危うさを問い直す