連邦判事は、法廷で法的な異議申し立てが繰り広げられる中、26の州でタイトルIXの規則を阻止している。 写真はワシントンの米国最高裁判所(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

米連邦最高裁判所、性自認による差別を禁止する新規則を一部の州でブロック

アメリカで今、学校などの教育環境の中で性的指向および性自認に基づく差別が禁止されるかどうかが法定で争われている。

問題になっている規則は、タイトルIXと呼ばれている「教育修正法の第IX編を指し、教育機関において性別に基づく差別を禁止するものだ。

米連邦最高裁判所は5対4の判決を下し、共和党が主導する10州において、連邦政府によるタイトルIX規則の部分的施行を却下した。

▶ 続きを読む
関連記事
軍のレーダーでサンタを追う、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の恒例行事が70周年を迎えた。今年はWebから直接サンタへ電話が可能。冷戦期の間違い電話から始まった、夢ある軍事任務の歴史と最新情報を紹介
トランプ政権は「容赦なき正義作戦」を開始し、前政権下で所在不明となった不法移民児童約13万人の所在を確認した。性的捕食者の逮捕や被害児童の救出を加速し、児童搾取の撲滅に挑む
人種間の公平性を重視し、停学処分を避けて対話を促す「修復的司法」。しかし米国の学校現場では、処罰の欠如がいじめや暴力の温床となり、秩序が崩壊している。トランプ政権が是正に動く、規律政策の光と影を追う
米政府責任説明局(GAO)の報告書により、バイデン政権下の「特例入国許可(パロール)」制度で数千件の不正が判明。審査の甘さが露呈した。トランプ政権は取り締まりを強化中
トランプ大統領は、高度人材向けの新ビザ「ゴールドカード」の売上が約2,000億円に達したと発表した。100万ドルで居住権を販売し、収益を国家債務返済に充てる。高学歴層の確保と不法移民抑制を狙う