夏の健康法 心を整え、4種のお茶でのぼせと疲労を解消
暑い夏の日には、いつもだるいと感じる人が多いでしょう。だるくなる原因は高温だけではなく、体内に湿気が溜まることも考えられます。漢方医学では「夏に心を養う」を強調し、養生の大事なポイントの一つとされています。夏の対策として、冷房を付けたり、氷水を飲むことより、体内の湿気を除去することは大事ですが、それより体調を内から整えて、心の疲れを取り除けば、心身共に軽く感じるでしょう。
夏は気温が上がり、なんとなくだるく感じますが、これは、体が内外の温度差を調整するために血液の循環を加速させることによって、心臓や血管に負担がかかってしまうためです。頭がぼんやりしたり、力が出なくなってしまします。
体が冷えて外部の高温に対応できなくなると、水分の代謝や消化系統の機能が妨げられ、悪影響を受けてしまうため、体がさらにだる重く感じ、疲れやすくなります。
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