ノーベル経済学賞受賞者 12年前に現在中国の経済困難を予言 衰退の原因は?
2024年のノーベル経済学賞を受賞したアメリカの学者たちは、法の支配が貧弱な社会では経済成長は促進できないと述べた。特に、彼らの研究は、中国共産党のような専制政権の持続可能性に疑問を投げかけ、中国が直面している経済的困難についての12年前の予言が注目されている。
10月14日、スウェーデン王立科学アカデミーは、マサチューセッツ工科大学のダロン・アセモグル氏、サイモン・ジョンソン氏、シカゴ大学のジェームズ・ロビンソン氏の3人のアメリカの学者に2024年ノーベル経済学賞を授与した。ノーベル委員会は、3人が法の支配が貧弱な社会や国民を搾取する制度が経済成長や改善をもたらさない理由を説明したことを称賛した。
経済科学賞委員会の議長ヤコブ・スヴェンソン氏は、「国間の収入の大きな差を縮小することは、私たちの時代が直面している最大の課題の一つである」と述べた。記者会見では、「彼らは今日の多くの低所得国の脆弱な制度環境の歴史的な根源を見つけ出した」と語った。
関連記事
中国による米国債売却は「ドル離れ」を意味しない。真の狙いはドル資産の多様化や対米交渉における揺さぶりの誇示に過ぎず、海外経由の保有や国際的なドル支配の実態を見れば、人民元の台頭論は虚構であると暴く
便利さに流されがちな現代で、私たちはお金を通して何を生かし続けたいのか。人里離れた牧場でレストランを営む著者が、中央集権的な仕組みに対抗し、個人の消費選択が地域や未来を形づくる意義を問いかける論評
1992年米大統領選でブッシュを敗北させた「不況」の虚構を検証し、実態以上に選挙を動かす経済認識の危うさを指摘。現政権下の好景気や課題を踏まえ、来る中間選挙で共和党が勝つための戦略を論じる
米経済指標の好調さとは裏腹に広がる「不況認識」。主要メディアやニュースアグリゲーターの報道バイアスが人々の心理と世論をいかに誘導しているかを検証する論評
米CDCの報告システム「V-safe」に埋もれていた、無数のワクチン被害者の生々しい手記。公衆衛生を信じながら孤立と破壊に追いやられた人々の悲痛な声と、その過酷な現実に直面した筆者の苦悩を綴った論説