豪州の「多文化主義」は崩壊し始めている=豪独立研究センタ(CIS)
オーストラリアのシンクタンク、独立研究センター(CIS)の報告書は、昨年10月7日のハマスによるイスラエル侵攻とそれに続く抗議活動が「政治的分裂と極化」を引き起こし、多文化共存の基盤を揺るがしていると指摘し、文化的対立を煽る現状に警鐘を鳴らす。
報告書によると、オーストラリアの多文化主義は、法律を守る限り、文化的・宗教的な信念を自由に追求できるという社会的合意に基づいてきたが、ハマスの侵攻以降、深刻な脅威に直面している。
「社会的結束や寛容の精神を促進するどころか、多文化主義はむしろ文化的分離を助長し、コミュニティ内の対立を煽る結果になっているようだ」
関連記事
先日、発表された国際戦略研究所の報告書によると、台湾問題がアジアにおいて最も危険な潜在的引火点だとし、米中が台湾問題で開戦した場合、事態は核攻撃レベルにも波及しかねないと言及。筆者は日本への影響も避けられないとしている
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説