富士山で「冠雪」が確認 観測史上最も遅く
日本気象庁甲府地方気象台は7日午前、富士山の初冠雪を観測したことを発表した。11月に入ってからの冠雪は、観測開始を始めた1894年以降で最も遅い冠雪となる。なおもっとも早い初冠雪は2008年で、8月9日に観測された。今年の初冠雪は平年の初冠雪(10月2日)と比べ、36日遅い。
また甲府地方気象局は、富士山に今まで冠雪しなかった要因として、10月に発生した温暖な天候を理由に挙げた。
富士山の山頂における10月の平均気温はマイナス2℃であるが、今年は1.6℃に達し、1932年以降で最も高い気温を更新した。
関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている