柑橘類で腸内環境を改善! うつ病リスクを減らす驚きの効果とは
新しい研究によれば、どの種類の柑橘類を食べても、うつ病のリスクを減少させる可能性があることが示されています。
研究では、柑橘類が腸内細菌叢を変化させ、特に「ファエカリバクテリウム・プラウスニッツィイ(F. prausnitzii)」という有益な腸内細菌を増やすことで、うつ病リスクを低減する可能性が示唆されました。また、柑橘類の果皮や果汁に含まれるフラボノイド(果物に色や風味を与える化合物)が、この保護効果に重要な役割を果たしていることも分かりました。
ハーバード医科大学の講師で、マサチューセッツ総合病院の担当医師であり、研究の責任著者であるラージ・メータ博士は、エポックタイムズの取材に対し、「柑橘類を食べることでF. prausnitziiの量が増え、うつ病に関与する神経伝達物質の調整を助ける」と述べています。
関連記事
身近な卵が、実は脳や筋肉、目の健康まで支える完全栄養食だと知っていますか?最新研究と実用的なコツから、卵の本当の力と毎日の取り入れ方を分かりやすく紹介します。
高タンパクと書かれたクッキーや飲料が増えています。でも「プロテイン入り=健康」とは限らない可能性も。必要量は人によって違い、まずは何から摂っているかが大事──流行との距離感を考えます。
古くから「神聖な薬草」と呼ばれてきたホーリーバジル。ストレス緩和から美容、生活習慣ケアまで、最新研究が明かす九つの実力をわかりやすく解説。毎日の健康習慣に役立つ一記事です。
世界の健康食物ランキングで、アーモンドが首位に。さらにラード(豚の脂)もトップ10入りし、健康常識の見直しを促す結果となった
現代科学と中医学の知恵をつなぎ、ポリフェノールが炎症や老化にどう働くのかをわかりやすく解説。お茶や果物が「巡り」を整える理由が腑に落ちる一読の価値ある内容です。