その預金は誰のもの? 銀行で現金を引き出しできないことがネットで話題=広東省
最近、広東省東莞市(とうかん-し)で資金源の証明に関するトラブルが銀行と預金者の間で発生し、社会的に大きな疑問が生じている。銀行は詐欺防止策を理由に預金者の現金引き出しを制限しており、この状況は全国的に広がっている。
広東省東莞市のある預金者は次のように問い詰めている。
「中の金は私のものだ。このお金は誰のものなのか? 銀行の支店長のものなのか? それとも他の誰かのものなのか?」
関連記事
世界鉄鋼協会は、中国の鉄鋼業で長年の課題である過剰生産が一段と深刻化していると指摘した。背景には、生産削減が地方経済や雇用に打撃を与える構造的問題がある。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
中共が誇示してきた「一帯一路」は行き詰まりを見せており、世界の少なくとも14か国で労働者への賃金未払いが発生していると指摘されている。
キヤノンは、中国・広東省中山市にあるプリンター工場を事実上閉鎖した。日中関係が急速に冷え込む中、同工場の生産停止は中国からの生産移転と戦略的撤退の象徴として受け止められている
中国経済の悪化が続く中、多くの若者が失業や低賃金に苦しみ、親の援助に頼って生活している