幼少期の逆境体験が慢性痛や健康問題に繋がる可能性。感情ケアの重要性が注目されている(Shutterstock)

慢性的な痛みは「心のわだかまり」の表れかもしれない

慢性的な痛みは、ただの筋肉痛や治りにくい怪我だけが原因ではなく、心に抱えた「処理されていない感情」が表に出ている可能性があります。

実際、こうした痛みの原因は子供の頃の経験にさかのぼることが多く、つらい幼少期の体験(ACEs)が慢性的な痛みと深く関係していることがわかっています。研究では、これらの体験が、痛みに対して必要以上に不安を感じる「痛みの不安増幅」や、慢性的な痛みに伴うさらなる体調不良、さらにはうつ病のリスクを高める原因になることが示されています。

「感情とは、動いているエネルギーそのものです」と教育心理学者のリダライズ・グロブラー氏はエポックタイムズに語りました。私たちは、ポジティブな感情を抱いたときは自然とそれを受け入れ、その心地よさを楽しむことができます。しかし、社会的にはネガティブな感情を抑え込む必要があると感じる場面が多いのも事実です。

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