沖縄市長選 保守系新人の花城氏勝利 「中共の脅威」沖縄で認識加速
沖縄県沖縄市で行われた市長選挙が2025年1月26日に投開票され、自民党と公明党が推薦する無所属新人の花城大輔氏(53)が初当選を果たした。花城氏は、玉城デニー知事や「オール沖縄」勢力が支援した無所属新人の仲村未央氏(52)との一騎打ちを制した。中国共産党側が沖縄への統一戦線工作を強め、日本政府と沖縄県の分断を図る中、今回の選挙結果となった。沖縄県民は中国共産党の脅威を懸念し、県民意識に明らかな変化が見られる。一方、「新基地反対」を訴えてきたオール沖縄は影響力低下が鮮明となっている。
この選挙は、桑江朝千夫前市長の死去に伴って実施された。花城氏は元県議で、故桑江市長の政策継承を主張して支持を拡大した。一方、仲村氏も元県議で、立憲民主党、共産党、社民党、沖縄社会大衆党の推薦を受け、子育て支援の拡充などを訴えたが及ばなかった。
投票率は49.11%で、前回2022年の市長選を3.97ポイント上回ったものの、過去3番目の低さとなった。有権者数は11万875人で、投票総数は5万4454票だった。
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