「BDNF」は脳の健康を支える重要なタンパク質。食事や生活習慣で活性化が可能(Shutterstock)

脳の健康に不可欠? BDNFが老化を左右するカギ

私たちの脳が健康でいられるかどうかは、約1億個の神経細胞(ニューロン)同士がやり取りする信号にかかっています。その中でも「脳由来神経栄養因子(BDNF)」というタンパク質は、脳内の情報伝達をスムーズに行うための重要なつながりを維持する役割を担っています。

BDNFは数ある要素の中のひとつですが、その働きは一生にわたる脳の健康を守るうえでとても大事です。食事や生活習慣を工夫してBDNFを活性化させることで、特に年齢を重ねた後の脳の大きさや働き、環境への適応能力をサポートできる可能性があります。

BDNF(脳由来神経栄養因子)は「ニューロトロフィン」と呼ばれる成長因子の一種で、脳の神経細胞(ニューロン)を守り、健康を保つ役割を持つタンパク質です。このBDNFは、脳内で最も豊富に存在する成長因子で、記憶や感情、空間認識、言語処理、運動などをつかさどる重要なエリア(海馬、扁桃体、小脳、大脳皮質)に多く含まれています。

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