陸上自衛隊(Shutterstock)

沖縄防災訓練で市民抗議 陸自ヘリ着陸変更 防衛省「災害対応に支障」と懸念

防衛省の安居院公仁(あぐいん・きみひと)報道官は1月28日の記者会見で、沖縄県名護市内で行われた陸上自衛隊の防災訓練において、反対する市民ら数人の抗議行動により輸送ヘリコプターの着陸地点を変更せざるを得なくなった問題について言及した。

安居院報道官は「このような危険な行為はあってはならない。実際の災害時の対応でも支障が生じかねない」と述べ、訓練妨害に対する懸念を表明した。また、一般人の立ち入りにより陸自ヘリの着陸を断念したことは「異例」だとの認識を示した。

事態の経緯について、防衛省の説明によると、陸自第15旅団(那覇市)が1月17日に名護市内で大規模地震を想定した防災訓練を実施した際、訓練に反対する市民ら数人が妨害行為を行い、その結果ヘリコプターの着陸地点を変更せざるを得なくなったという。

▶ 続きを読む
関連記事
2025年12月、世界人権週間の前後に映画「長春」が日本各地で上映され、観客の大きな反響を呼んだ。2002年の長春テレビ放送割り込み事件を基に、法輪功への迫害の実態を描いた本作には脚本担当の郭競雄氏も来場し、鑑賞後の会場では衝撃や共感の声が広がった
藤田医科大学(愛知県豊明市)などが設立した「一般社団法人 中部日本臓器提供支援協会」が、心臓や肺などの臓器移植をあっせんするための「ドナー関連業務実施法人」として、厚生労働省に業務許可を申請したことがわかった
日本の経済評論家・渡邊哲也氏は次のように述べた。 「中国の思惑とは違う方向に動いている、というのが今の日本の状 […]
森記念財団都市戦略研究所は、最新の年次報告書「世界都市総合力指数(GPCI)」を発表した。東京は今年、世界で2 […]
2022年7月安倍元首相が暗殺された。暗殺者はその教団を憎んでいたが、なぜか教団の人間ではなく安倍元首相に銃口を向けた。その後、日本の主要メディアは「一つの宗教団体を悪」とする報道を続けた。福田ますみ氏が新刊「国家の生贄」で問いかけたかったものとは