畏敬の念が免疫力を高める仕組み
「敬意を感じること(敬畏感)とは、自分の理解を超えた壮大なものに触れたときに生まれる感覚です」こう語るのは、心理学者ダーチャー・ケルトナー(Dacher Keltner)氏。彼の著書 『Awe: The New Science of Everyday Wonder and How It Can Transform Your Life』(邦訳未刊)では、敬意を感じることの重要性について詳しく述べられています。
この感覚は、雄大な山々、そびえ立つ大樹、広がる砂丘、果てしない水平線など、壮大な自然を目にしたときに生まれることが多いとされています。しかし、自然だけが敬意を感じる唯一のきっかけではなく、最も一般的な要因というわけでもありません。
さらに、敬意を感じることは単なる一瞬の驚きや感動にとどまらず、私たちの健康に少なくとも5つの良い影響をもたらすことがわかっています。
関連記事
幸せは特別な成功ではなく、日々の小さな「善い行い」から生まれる——専門家が語る心のしくみと、思いやりが自分自身をも癒す理由。読めば今日の行動が少し優しくなる物語です。
幼い頃を振り返りながら、台湾出身の薬学博士・林威宇氏は、「家と病院を行ったり来たりしていた」と語ります。喘息の […]
天使や悪魔、臨死体験の実例を追った元記者が、無神論からキリスト教信仰へ転向。目に見えない世界の証拠を本にまとめた驚きの旅路。
出産中に臨死体験をした科学者が見た“もう一つの世界”とは――命の奇跡、意識と科学の限界、そして人生観の劇的な変化を語る心揺さぶる実話。
人生のどん底で出会った一冊の本が、心と体に奇跡をもたらした──書道家や太極拳指導者、そして46年の病を抱えた女性。それぞれが法輪功に出会い、人生が一変した体験とは?