パナマ運河のアグア・クララ・ロック(shutterstock)

パナマ運河の重要港が所有権移転 トランプ盟友が動く

資産管理会社ブラックロックが190億ドルでパナマ運河の重要港を買収する。トランプ政権の支持を受け、中国資本からアメリカ資本への転換が実現した。この取引により、国家安全保障とインフラ投資の観点で、注目が集まった。

パナマ運河は、世界の貿易に影響を与える重要な航路であるが、その重要港が今、静かに所有者を変えつつある。

この取引は190億ドルもの巨額に上り、その裏で操縦しているのは、世界最大の資産管理会社であるブラックロック(BlackRock)である。

▶ 続きを読む
関連記事
ベネズエラ沿岸にある麻薬船の拠点施設への攻撃は、カリブ海における米国の軍事作戦の拡大を意味している
トランプ大統領は政権2期目の発足とともに、DEI撤廃や教育・文化政策の大転換に踏み切った。政府機関から大学、軍に至るまで急進的進歩主義の影響を排除し、「常識の革命」と称する国家再構築がアメリカ全土で進んでいる
トランプ大統領が海軍力強化に向けた新構想を発表した。過去最大級の「トランプ級」戦艦の建造やフリゲート艦の拡充により、米国の造船業復活を目指す
トランプ政権は「容赦なき正義作戦」を開始し、前政権下で所在不明となった不法移民児童約13万人の所在を確認した。性的捕食者の逮捕や被害児童の救出を加速し、児童搾取の撲滅に挑む
人種間の公平性を重視し、停学処分を避けて対話を促す「修復的司法」。しかし米国の学校現場では、処罰の欠如がいじめや暴力の温床となり、秩序が崩壊している。トランプ政権が是正に動く、規律政策の光と影を追う