2021年5月25日、シリア北東部の遠隔地にある戦闘前哨基地から、アメリカ陸軍の兵士たちがパトロールに出発する準備を行っている。(John Moore/Getty Images)

トランスジェンダー入隊制限に再びブレーキ 米地裁が差し止め継続 

アメリカ連邦地裁は3月26日、トランプ政権が導入を進めていたトランスジェンダーの人々に対する米軍入隊の制限措置について、その実施を阻止する命令を解除してほしいとする政府側の要請を退けた。

アナ・レイエス連邦地裁判事は、3月18日に出した仮の差し止め命令を維持する判断を下し、政府の「取り消し」あるいは「控訴中の一時停止」の申し立ても否定した。これを受けて、政府は直ちに控訴している。

問題となっているのは、トランプ氏が1月27日に署名した大統領令「軍の優秀性と即応態勢の強化」である。この命令では、「虚偽の性自認を表明する者は軍の基準を満たさない」とし、「出生時の性別と異なる性自認は、名誉・誠実・規律を重んじる兵士の生活様式と相反する」と記している。

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