南海トラフ地震(shutterstock)

南海トラフ地震の新たな被害想定 死者29万人 経済被害292兆円

政府の中央防災会議の作業部会は31日、南海トラフ巨大地震の新たな被害想定を公表した。被害が最大となるケースで死者数が約29万8千人、全壊する建物の数が約235万棟に上ると推算した。

南海トラフ地震は、東南海地震、南海地震、東海地震が周期的に発生しているプレート境界での巨大地震で、主にM8.0〜9.0規模の巨大地震となり、広範囲にわたる被害が予測される。政府の地震調査委員会は今年1月、今後30年以内で南海トラフ地震が発生する確率を80%程度としている。

政府は2012~13年に南海トラフ地震に関する被害想定を初めて作成し、「今後10年間で、想定する死者数をおよそ8割減らす」と目標を掲げていた。今回、政府は31日に南海トラフ巨大地震の新たな被害想定を約10年ぶりに公表した。

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