日経平均株価 一時2900円以上急落 過去3番目の下落幅
2025年4月7日、週明けの東京株式市場で日経平均株価が一時2900円以上急落し、過去3番目の下落幅を記録した。この急落は、トランプ政権による「相互関税」に対する中国政府の追加関税発表を受け、世界経済が後退するリスクへの懸念が一層強まったことが背景にある。
日経平均株価は取引開始直後に2,843.48円(8.42%)下落し、30,937.10円まで値を下げた。同様に、東証株価指数(TOPIX)も215.86ポイント(8.68%)低下し、2,266.66ポイントに達した。この動きは、すべての主要業種が値を下げる中で特に銀行、非鉄金属、証券業種が大幅な下落を記録したことによるものだ。
今回の株価急落は、中国政府が米国の輸入品に対して34%の追加関税を課すと発表したことが直接的な引き金となった。中国はさらに、希少元素の輸出制限や「信頼できない企業リスト」の拡大などの対抗措置を講じており、これが市場心理を悪化させた。また、米国市場でも先週末に大幅な下落があり、その影響がアジア市場にも波及した形だ。
関連記事
国土交通省と内閣府による第1回「造船ワーキンググループ」が開催。日本の造船業再生に向け、人材育成や企業間の連携強化について議論。今後は次世代船舶での主導権獲得を目指すロードマップが策定される
23日、赤澤経産相と米ラトニック商務長官の電話会談が行われ、「戦略的投資イニシアティブ」の推進や、米国の新関税措置に対する日本の申し入れが行われた
赤澤経産大臣は23日、フランス主催のG7貿易大臣会合にオンラインで出席。重要鉱物のサプライチェーン強靱化に向けた同志国連携や、3月26日のWTO閣僚会議への対応について意見交換が行われた
片山大臣が金融業界で相次ぐ不祥事に対する見解を示した。証券取引等監視委員会の強制調査が入っているみずほ証券の件や、インサイダー容疑で告発された三田証券の取締役らの件などについて質疑が交わされた
日米両政府は「戦略的投資イニシアティブ」第一陣として、人工ダイヤ製造、原油輸出インフラ、AI向けガス火力の3事業に合意。総額5兆円超の投資で、両国のサプライチェーン強化と経済安全保障を目指す