台湾総統 対米ゼロ関税提案 対米投資拡大を模索中
台湾の頼清徳総統は4月6日、アメリカとの交渉においてゼロ関税を提案し、報復措置を取らない方針を表明した。また、貿易障壁の撤廃に取り組むと述べた。
頼総統は、台湾企業がアメリカへの投資を拡大する意向であることも明らかにした。この発言は、4月2日にドナルド・トランプ大統領が発表した広範な輸入関税に応じたものである。台湾はアメリカとの間で貿易黒字を抱えており、アメリカへの輸出品には32%の関税が課される見通しである。
ただし、この新関税は台湾の主力輸出品である半導体には適用されない。
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