(taka1022/Shutterstock)
脳への静かな脅威

飲酒に安全な量はない?脳への影響を最新研究が警告

新しい研究は、アルコールと脳の健康に関する長年信じられてきた考えに疑問を投げかけ、驚くべき発見を明らかにしました。それは、認知症から脳を守るためには、安全とされる飲酒量は存在しないという事です。

研究者たちは、少量から中程度の飲酒であれば、逆に認知機能に利益をもたらすのではないかという考え方は正しくないとする証拠を発見しました。この研究は、アルコール摂取と認知症発症リスクの増加を紐付けしたものです。

世界的な予測によると、認知症を患う世界の人口は、2019年の5700万人から2050年には約1億5300万人にまで膨れ上がると見込んでいます。この傾向は、特にアルコール摂取のような既知の修正可能なリスク因子に関する研究が進む中で、効果的な予防戦略の緊急性を示しています。

▶ 続きを読む
関連記事
脳卒中は誰にでも突然起こる病気です。顔のゆがみや言葉のもつれ、急なめまいなど、命を守るために知っておきたい初期症状「BE FAST」を専門家の解説とともに紹介します。
頭を打った経験が、将来の認知症リスクに影響するかもしれない。中医学と研究知見から、マッサージ・食事・自然で脳を守る実践法を解説。日常でできるケアが見えてくる一篇です。
「少量なら大丈夫」は本当?240万人を分析した最新研究が、わずかな飲酒でも認知症リスクが高まる可能性を示唆。脳の健康とお酒の付き合い方を見直すきっかけになる一記事です。
肥満は体だけでなく脳の働きまで変えてしまう――渇望・炎症・認知低下が続く悪循環の正体と、科学が示す「抜け出す方法」をわかりやすく解説します。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。