北京モーターショーで展示されたシャオミEV「SU7」、2024年4月25日撮影。 (JADE GAO/AFP via Getty Images)
ネーミング変更の裏にある“責任の行方”

女子大生3人が焼死したEV事故後 シャオミ社が「スマート運転機能」の呼び名を変更

3月、中国・安徽省の高速道路で、中国スマホ大手シャオミ(小米)製EV「SU7」がスマート運転機能の使用中に中央分離帯へ衝突・炎上し、女子大学生3人が命を落とすという重大事故が発生した。

その衝撃は広く波及し、事故現場付近の高速道路には「スマート運転は禁止」と明示する電子掲示板メッセージが相次いで登場。社会全体で「スマート運転」に対する警戒感が一気に高まった。

「スマート運転」とは、正式には運転支援システム(ADAS)を指す場合が多く、ドライバーがハンドルを握りつつ、一定の機能(車間距離の維持、自動ブレーキ、車線維持など)を補助的にサポートする技術である。

▶ 続きを読む
関連記事
年越しイベントが次々消えた中国。警戒の理由は治安ではなく「人が集まり感情が動くこと」だった。静まり返る街と、走る若者の映像がその本音を映している
数字は「安定」、暮らしは限界。 給料が出ない公的機関、空っぽのオフィス、閉じる店。 2025年、中国社会に広がる静かな後退
ポルシェは中国販売不振で2026年末までに店舗を150から80へ縮小。販売台数26%減、利益99%減の苦境を受け、EV推進を緩めガソリン車にシフト。主要都市に注力する
習近平に22年忠臣・鍾紹軍が軍規律委に連行。苗華・何衛東案件に関与か。ロケット軍汚職後異動、ついに見捨てられ異例シグナル。蔡慎坤氏が確認、上将昇進式でも不在
董軍国防部長の失脚情報が相次ぎ、解任・軍籍剥奪・立件調査などの内部告発が続いている。苗華人脈の粛清と海軍高官の相次ぐ失脚で、董軍を巡る危機はむしろ深刻化している