写真は2024年3月10日、中国人民政治協商会議閉幕式の際、北京大会堂入口で警備に立つ警備員(Jade Gao/AFP via Getty Images)

習近平とベラルーシ大統領会見 不可解な十の疑問と中国政治の内幕

14日ぶりに姿を現した習近平と、ベラルーシのルカシェンコ大統領の会見は、「家族的集まり」とされ、公式行事や成果もなく不可解な点が多い。中国政治の内幕に迫ってみよう。

習近平は、長らく姿を見せなかったが、6月4日になって、中国共産党の中枢所在地である中南海でルカシェンコ氏との会見に臨んだ。

ベラルーシの報道によれば、ルカシェンコ氏はこの会見について、「これは少人数の家族的な集まりであり、公式なものでも業務的なものでもない」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国は少子化と高齢化が急速に進行し、労働力や経済成長に深刻な影響が広がっている。長年の政策と経済構造が出生率低下を招き、政府の対策も効果を上げていない
ドイツは中国の通貨政策や国家補助金、安全保障行動を問題視し、G7など民主主義国による協調対応を提唱。経済と安保の両面で対中姿勢を転換している
ロシアは大規模攻撃を続けるが、死傷者の増大や国内不満で先行きは不透明。ウクライナは欧州支援と技術優位で持ち直し、戦局は一方的劣勢ではなくなりつつある
2026年上半期、中共軍の台湾海峡・西太平洋での活動は大幅減。背景には指揮系統の混乱、装備・維持管理の課題、日米の抑止強化があり、対外行動は全体に抑制的となっている
欧州経済の低迷を機に、ケインズ主義の「節約のパラドックス」を痛烈に批判する論評。過剰消費と政府債務が招いたゾンビ国家化を指摘し、真の経済成長には安易な金融緩和ではなく、地道な「貯蓄と投資」こそが必要だと説く