中国の地下鉄、イメージ画像。(HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)
地方財政逼迫で広がる中国地下鉄の“賃上げ”や“節約運行”

地元財政を圧迫する地下鉄赤字 「蒸し風呂列車」に不満噴出 中国

中国各地で急速に整備が進んだ地下鉄網が、いま深刻な財政難に直面していた。

2024年、中央政府の補助を除いた実質赤字に陥った都市は少なくとも26にのぼり、中でも黒字経営の象徴とされていた広東省・深セン地鉄では、約334億元(約6600億円)という史上最大の損失を記録した。

利用者の利便性を売りにしてきた都市鉄道が、今や地方財政の“重荷”となったのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。
今年の中国旧正月、市場は閑散。収入安定層さえ財布の紐を固く締め、買い控えが鮮明に。お金があってもなくても消費せず、経済不安が庶民を直撃。北京や地方で同様の冷え込み
海外華僑が帰国、上海・南寧・済南で閑散とした街並みに驚愕。昼間の人影なし、商業施設空洞化。物価は五つ星ホテル食が1400円、大気汚染深刻化。過度競争のデフレが原因か
旧正月前に建設業中心に未払い賃金抗議が拡大した。クレーン登頂や自殺未遂、殺人事件も。背景に不動産不況と財政悪化
七つの太陽と光の輪。2026年は中国で「赤馬紅羊」と恐れられる動乱の年である。