イメージ画像。 (GREG BAKER/AFP via Getty Images)
団結を恐れた監視社会の末路

公務員3人で食事をすれば処罰対象に?=中国

家族以外の人と3人以上で食事をすれば処罰の対象──同窓会や結婚式は当然ダメ。そんな信じがたい話が、今の中国で現実のものとなっている。

各地の地方政府が相次いで打ち出す「公務員会食禁止令」。表向きの理由は「派閥形成の防止」「規律の徹底」とされているが、実際には政権内部の動揺や情報漏洩への極度の警戒によるものと見られている。

現場では、「酔ってつい『真実』を話されるのが一番都合が悪いのだろう」と皮肉る声も出ているが、あながち的外れとは言い切れない。中共政権が本当に恐れているのは、外からの批判ではなく、内側から漏れ出す「本音」なのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の農村で高齢者の自殺が増え続けている。理由は貧困でも病気でもない。「子どもに迷惑をかけたくない」という思いだった。制度が支えない社会で、老人たちは声を上げることもなく静かに消えていく
中国共産党国防部発表で、中央軍事委副主席・張又俠と参謀長・劉振立が「重大な規律・法律違反疑い」で調査中。1月の高官研修欠席で憶測広がり、独立評論家は軍高官17名拘束を指摘。法学者は習近平政権の軍粛清が党衛軍を脆弱化させると分析
中共国家統計局が12月青年失業率16.5%(4か月連続低下)と発表も、専門家は「農民工除外で実態反映せず」「隠れ失業過多」と指摘。大学卒1222万人超の就職難が深刻化、中国経済悪化の警鐘
中共第20期四中全会向け特別研修班開講式で、中央軍事委副主席張又侠ら高官が欠席。北京市軍関係者の招集、張又侠親族連行の情報も。習近平と張の対立か、軍権再編の兆しと評論家分析
中国で旧正月を前に農民工の賃金未払いが深刻化。天津、貴州、重慶などで抗議相次ぎ、飛び降り事件も。経済低迷と財政逼迫が社会不安を煽る