2025年6月25日、ワシントンの最高裁判所。6月27日、最高裁は「全国的な差止命令は裁判所の権限を超えている可能性が高い」と判断し、トランプ大統領が出生地主義市民権を制限しようとした政策について、全米でその執行を止めていた3つの命令を一時的に停止した。Madalina Kilroy/The Epoch Times

米最高裁「全国的差止命令」を大幅制限 重要判決5つのポイント

2024年6月27日、最高裁は、裁判官が大統領の政策を広範に差し止める命令を出す権限を事実上制限する画期的な意見を示した。いわゆる「全国的差止命令(ナショナル・インジャンクション)」は、特にドナルド・トランプ大統領時代に急増していた。

6対3の判決で最高裁は、議会は裁判官に、裁判に出廷していない者にまで広範な救済を与える権限を付与していないとした。詳細は今後詰められる必要があり、トランプ政策の最終的な運命もまだ決まっていない。しかし今回の判決は、連邦裁判官が大統領の政策をどこまで制限できるかについて、政権側に有利な材料を与えた。

実務的なレベルでは、この判決により、出生地主義市民権の制限を試みたトランプ大統領の政策に対する3つの全国的差止命令が一時的に停止された。

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